輪島ツーリング

かろうじて取ることが出来た夏休み。
こんな時は泊りがけで出かけたくなるもの。
天気は申し分なし。

泊りがけツーリングの場合、まずやるのが宿探し。
バイクであるので駐車場は最重要なポイントでもある。
宿から離れているなんてのはもっての外である。

次いで、私の場合は特に温泉にこだわりはないのだ。
シャワーで十分。
となると、部屋にシャワーとトイレが付いていなければならない。
食事は有る無しはどうでも良いのだが、あれば有難い。
もちろん金額も重要(笑)

数日間の下調べにより、私のニーズと合致した宿が見つかり、予約することも出来た。

念のために前日宿にＴＥＬを入れる。
バイクで行く旨を伝えると、宿の方がバイクを屋根付き駐車場を抑えてくれるとの嬉しい返事。

これで安心してツーリングに出られるというものだ。

２日間で走行したログ。
走行距離は1300ｋｍ程度。

松本ＩＣから安房峠に向かう道。
さすがにこの時期は混んでいる。
ここを走るときは必ず停まって同じ写真を撮るのがお約束。

道の駅奥飛騨温泉郷にて小休止。

ここからは富山県を目指していく。

輪島まではまだまだ距離がある。
しかし、時間もある。

ツーリングとは何か？
そんな面倒なことは考えず、一心不乱に走る。

気付けばそこは日本海。
輪島は目と鼻の先だった(笑)

輪島の街中を少しばかり流す。
輪島塗の店が目立つが、街自体は小さいので不審なバイクと思われたかもしれない。

ホテルに向かう海沿いの道。
海がすごく近く感じる。
海沿いに建つ家は台風の時どうしているのだろうかと心配になるほどだ。

ホテルに到着したのは１７時だった。
ホテルと言ってもビジホ。
ご主人が出迎えてくれ、バイクは屋根の下に停めさせてくれた。

有難い。

１泊２日で２食付きで約６０００円という格安ぶり。
色んな意味で期待感ゼロ(笑)
しかし、これが思いっきり気体を裏切ってくれたのだ。

部屋はツイン。しかし、私はソリスト。
部屋が広すぎて落ち着かないという・・・。

夕食時に食堂へ向かう。
するとなんとも陽気なママさんが出迎えてくれた。
この宿、ご主人とママさんがやっているビジホと民宿のいいとこ取りのような宿だった。
食事は全て手作り。
もちろん海の幸も満載でとても美味い。
中でも石鯛の煮付けは素晴らしい。
品数も多いのでご飯が無くなってもオカズが余るという。

夕食を頼んだのは私ともう一人の２組だけと聞いていた。
私の隣で食べていたのは若い女性。
ママさんとの話が盛り上がり、思わず焼酎の水割りを頼んでしまった(笑)

翌朝も美味しい朝食を頂き宿を後にした。

この宿、絶対にまた来る！そう思わせるほどであった。

ここから向かったのは下栗の里。

大きな地図で見る

ここまで370ｋｍはある。

ナビの設定ミスにより下道で下栗の里へ。。。
待っていたのはPapaさん。
ずいぶんお待たせしてしまったが、実はこの時、とんでもないミッションが出来てしまい帰宅せざるを得ない状況に陥る。
一気に現実に引き戻される。

それでもPapaさんと下栗の里へ駆け上がる。
そこはマチュピチュのようではないか！
しかし、かなり厳しい道の連続に四苦八苦する。

写真が撮れなかったのは心に余裕が無かったから・・・。

ここから自宅までは約300ｋｍ。

さすがに自宅に到着したら疲れたと感じてしまった。

これで私の夏休みは終了。
もっとゆっくりしたかったなぁ。